仲間 から依頼された 倉庫 の状況です!
構造材 (骨組みになる材料) は墨付けが終わり、
今は 刻み の段階に入りました!
ここで使われているのが わが新潟県 が誇る
『奥阿賀杉』
大変 貴重 な 木材 です。
なぜ貴重なのかというと、
私が住んでいる地域 『阿賀町』 は
夏は めちゃくちゃ暑く 、冬は めちゃくちゃ寒く 、雪がかなり降る 地域です。
そんな 寒暖の差が激しい 地域で 育つ木 は
しっかりとした 芯 を持ちながら、
しなやかさを兼ね備えた 最高 の素材
檜
この木はどの木よりも 美しい
木の芯に近づくにつれて ワインレッド の赤みが増し
その身体からは 芳醇な香り を漂わせる。。。
ルビーのようなその 妖艶さ は
時をこえて いつの時代 にも
観る者を 魅了して ならない。
な?んてね。
けど、いつも 檜 を使うと
その 香り と 色の 美しさ にうっとりしています。
木の質としても 最高 で、
何世紀にもわたって 耐え抜く力強さ と しなやかさ を兼ね備えています。
香りも アロマ で使われるほど、リラクゼーション効果が 抜群 です!
今回の仲間の 倉庫の土台 に
耐久性に優れた 檜 を使わせて頂きましたよ?!
出来るだけ 最高の材料 で
お客様を もてなして あげたいですからね!
こんばんわ!棟梁です。
皆さん、墨付けって知ってますか?
知ってる人はほとんどいないかもしれませんが、
家を建てる 時に使う 構造材 と呼ばれる骨組みにあたる材料に
パーツごとにどのように 加工 するかを木材に
墨で記入していく作業です。
この作業が 家を造る にあたって重要で、
神経を研ぎ澄まさなければいけない 作業です。
今の 住宅事情 では、プレカットが主流で
木を一本一本見て、その性質や曲がり方を計算して
材料を使い分ける いわゆる 職人 と呼ばれる人達は
少なくなってきました。
非常に残念なことです。
今の家は プラモデル と一緒で、
知識さえあれば、誰でも組み立てれるようになってしまって
家に魂を吹き込む ような事を全くしなくなってしまった。
いつから 家 はそんなに 軽いもの になってしまったのか・・・
皆さんの一生を費やし、そこで 育まれる命 をそんな軽いところに住んでもらいたくない。
日本人の尊厳 をもっともっと大切にしてほしい。
私、棟梁長谷川こういちは 切に願う今日この頃でした。
たまにはここに寄って行って
勉強していってくんなぃ!
http://www.dairin.tv/
感想よろしく!
theme : ゜+これが☆MY LIFE+゜
genre : ライフ
とうとう仲間でもあり、子供の同級生の親でもある清野家の倉庫新築工事がスタートしました!
建物を建てる時にまず、一番最初に現場でしなければいけない事って分かりますか?
土地を見つけるとか、ローンを組むとかを終えての話です。
それは何かというと、
まずは丁張り出し(建物の位置決め)をしなければなりません。
ここで、隣との隣地境界線や道路境界線からどのくらい離すとか、
地盤面の高低差から基礎の高さを設定したりします。
ここが一番大切な工程になります。
都会の土地は建ぺい率が小さいために、出来るだけ有効スペースを確保しようとして
土地の片側に寄せたくなるものです。
そうなると、隣地(となりの住人)はあまり光が入らなくなるとか、圧迫感があるとか、境界線がどうとかと言う問題が出て生きやすくなります。
*わたしが仕事をしている中でここが一番隣人と施主がもめやすいところです。
そういった建物の位置と基礎の位置や高さを決めるのがこの丁張りという作業です。
今日は、さら地の状態から
建物の位置決めをした後に杭を打って、基礎の位置や高さを決めるところまでをやってきました!
明日からは材料の墨付けに入っていきますよ?!
今回は、家具の展示会で展示してた逸品から感じた良談。
その家具は、住宅を解体した廃材を利用して作ったテーブルやイス達。
今まで私は、やはり解体された材料、特に大きい廃材はゴミとして廃棄処分していました。
しかし、この家具を見て感動しましたね!
規則正しい形にとらわれず、あるがままに形作られていてさ
しかもかなりエコ!!
今の人達って整ったものに触れる事はあっても、不規則なものに触れる事ってなくないですか?
私は子供に自然の形を残した木のぬくもりを感じさせたい。
整っていなものにこそ個性があって、
その個性にこそ魅力がある。
人に合わせることも大切だけど、
時には右ならえせずに、自分の個性を精一杯発揮することも大切なんだよ。と
この家具を通して子供に伝えてあげたいと思いました!
こんな自然味あふれる家具が家にあったら、ワクワクしてきませんか?
話がうまく進み、倉庫をさせて頂ける事になりました!
仲間でも声をかけてもらえないようなご時世で、お前に任せるから、良いようにやってくれ!と一任してもらいました!
仲間の心意気に精一杯応えていきたいと思います!